妊娠中にお腹が大きくなるにつれて、骨盤への負担や歪みが気になりますよね。
実際、妊娠中や産後に腰の痛みや足の付け根の鈍痛に悩まされているママさんも多い様子です。
そんな時に活躍してくれるのが骨盤ベルトです!!
でも、なぜか骨盤ベルトを着用すると
『痛くて歩けない』『腰に違和感がある』
という声が…。
骨盤ベルトは、骨盤がゆるんだりや歪むのを予防するばかりでなく、正しに位置に戻るように整える役割が目的で、もちろん痛みも防ぐように作られています。
なので、『骨盤ベルトをつけると痛くて歩けない』のは、なにか他に原因があるのかもしれませんね。
たとえば、せっかく買った商品が体型に合っていなかったり、巻き方が正しくなかったなんてことが原因で痛みが出ているのでは?
正しい使い方をマスターすれば痛みもなくなり、イメージ通りのスリムなウエストを手に入れる事ができるかもしれませんよ!
さっそく骨盤ベルトをつけると痛くて歩けなくなる原因と解決策を探っていきましょう。
【原因】どうして?骨盤ベルトをすると痛くて歩けない!

痛み予防で骨盤ベルトを巻いたのに、逆に痛みを感じて歩けない原因について次の3つの原因が考えられます。
①歩くと骨盤ベルトがずれてしまう
②骨盤ベルトを巻いていると痛くて苦しい
③帝王切開後に骨盤ベルトを巻くと痛い
これらについて、くわしく説明しいきますね。
①歩くと骨盤ベルトがずれてしまう
骨盤ベルトを巻いても歩いているうちにずれてしまい、そのために痛みを防げなかったり、さらに痛みが増したりしていることがあります。
骨盤ベルトはサイズを調節できるので、つい自分ののサイズを把握していないままで買ってかってしまう人もいます。
でも身体のサイズにあったものを着けないと、動いているうちにだんだんずれてしまい痛みの原因になってしまうことも…。
ただしく着ける為にもヒップのサイズをしっかりとはかりましょう。
自分に合ったサイズの骨盤ベルトを着けていないと、正しい位置からずれやすく痛みが出てしまう原因になりやすいです。
それは、本来の部位とは違う所を締め付けてしまい、体に不必要な負担を強いてしまう為と考えられます。
②骨盤ベルトを巻いていると痛くて苦しい
産後に骨盤ベルトを着けている人の中には、早く妊娠前のスリムなウエストに戻りたくて、きつく締め付け過ぎている人もいます。
確かに出産後は、お洒落をしようと思っても体型が変わってしまって、クローゼットの中は似合わない服ばかり…。
もっと細くならなくてはと焦る気持ちもよくわかりますが、無理してきつく締めすぎてしまうと気分が悪くなったり、姿勢が悪くなり腰や太ももの付け根に痛みが出てしまうことも。
またリンパの流れが悪くなってしまうと、むくみの原因にもつなりかねません。
③帝王切開後に骨盤ベルトを巻くと痛い
帝王切開の傷は出産後退院する頃には痛みはだいぶ治まっている人が多いです。それでも骨盤ベルトを巻いて動くと傷口を刺激して激しい痛みを感じることもあります。
自然分娩の場合は産後3時間から骨盤ベルトを巻くことができますが、帝王切開では必ず医師の許可を取ってから使用するようにしましょう。
入院中は鎮痛剤で痛みがコントロールされているために感覚が鈍くなっています。
そのため痛くないから大丈夫と自己判断で骨盤ベルトで締め付けてしまうと、傷の悪化や出血によるアザができてしまう恐れもありますので注意しましょう。
【解決法】骨盤ベルトを正しくつけ痛みなく歩けるようにする4つの方法とは?

産後の体力が落ちていることに自分でびっくりする新米ママも多いことでしょう。
10カ月もお腹の中で赤ちゃんを育て続けた上に、あの陣痛を乗り越えた上での出産ですから無理もないですよね。
そんな身体で、産後は夜もほとんど眠れなくらいに忙しく赤ちゃんの世話に追われます。
当然、妊娠や出産で弱っている腰をさらに酷使してしまうので、ぎっくり腰になってしまうママさんをよく見かけます。
そうならない為にも骨盤ベルトで骨盤のゆがみやゆるみをしっかり整える必要性を感じている人も多いことでしょう。
骨盤ベルトを正しく着ければ、腰痛を予防しながら体型もケアも出来るのです。
かわいい赤ちゃんと一緒に記念写真を撮るにしても、ずっと産後太りだとなんとなくテンションが下がっちゃいますよね。
すっきりスリムなウエストを取り戻すには次の4つのポイントを抑えるだけ!
見違えるほど変化して行きますので、ぜひ参考にしてみてください。
- 自分にあった骨盤ベルトを選ぶ
- 今の状態に応じた巻き方を学ぶ
- 骨盤を整える体操も取り入れる
- 別のアイテムも試してみる
1、自分にあった骨盤ベルトを選ぶ
妊娠時や産後は体型が大きく変化すると同時に骨盤ベルトの用途の目的も変わっていきます。
骨盤ベルトにはマタニティ用以外にも骨盤矯正の用途で使用できるものもありますが、今回は産後に使用する骨盤ベルトの選び方を説明していきます。
マタニティ用の骨盤ベルトにもサイズの調節ができて、妊娠中から産後まで対応できる商品も店頭に並んでいますね。
ただ、どうしても均等に誰が着けても長く使用できるというわけではありません。
骨盤ベルトを着ける人の体型や、その時の身体の状態によって効果が期待できなくなったりずれやすくなると言ったケースも見られます。
身体に合わなくなってきたと感じたら、次の2つのポインに注意して産後用のベルトを購入するようにしましょう。
- 自分に合った形状を選ぶ
- どこを重視するかを考えた素材を選ぶ
自分に合った形状を選ぶ
マタニティ商品では妊娠中から産後まで使えるようにデザインされた骨盤ベルトを多く見かけます。
でも妊娠中の大きなお腹と産後のお腹ではサイズがかなり変化しますよね。
『妊娠中に使用していたベルトを産後に改めて着けてみるとなんかしっくりこなくて動きにくかったり痛みが軽減しない』
そんな風に感じたらベルトが合わなくなったのかもしれません。
他のタイプのベルトもチェックしてみる事をお勧めします。
新しい骨盤ベルトを購入となると、お金がもったいない気もしますが、そのまま合わないベルトを使い続けても体型が戻りにくくなるばかりか、腰痛の原因にもなりかねません。
産後は体力が回復していないのでベルトの幅が広いものは締め付けが強過ぎるように感じるかもしれません。
そうならないように、集中的に骨盤を締める細めのベルトを使用した方が良いでしょう。
ダッコ 産後用骨盤ベルト キュッとベルト 標準タイプ フリーサイズ
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逆に多少締め付けが合ってもそう気にならない人は、幅が広めのベルトをしっかりと巻くとウエストの締まりが早くなります。
芦屋美整体 腰楽骨盤スッキリベルト プラス
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どこを重視するかを考えた素材を選ぶ
妊娠中や産後の肌はとても敏感です。
特に夏の暑い時期など下腹部のムレも心配ですね。
そんな時は通気性の良いメッシュ素材などが活躍しそうですね。
他にもポリウレタンなどの化学繊維でできた商品は伸縮性にすぐれています。
下着素材の代表格でもある綿素材の商品も肌触りは良いですが、伸縮性はあまりありません。
メッシュ、ポリウレタン、綿などといった、各素材ごとに特徴があるので、目的にあった商品であるか、よく確認して選びましょう。
今の状態に応じた巻き方を学ぶ
骨盤ベルトのデザインには履くタイプと巻くタイプの2種類があります。
そして巻くタイプのベルトは、正しい巻き方を理解していないと期待していた効果が表れないばかりか、逆に悪い影響を及ぼしてしまいます。
最悪、骨盤ベルトを着けると痛くて歩けないという結果にもなりかねません。
そこで産後のママがスリムなウエストを一刻も早く取り戻せるように、ここでは巻くタイプのベルトの正しい着け方を紹介します。
ポイントは大転子という骨盤の近くにある骨にあります。
この大腿骨の外側に出ている骨を中心にして、巻くことで正く効果が発揮できる巻き方になります。
正しい巻き方は上の図のように、大転子に沿って巻きながらお尻もしっかりと締め付けます。
ただし、お腹のほうは血行が悪くなる恐れがあるので、手の平が入るくらいの余裕を残して巻くようにしましょう。
骨盤を整える体操も取り入れてみる
骨盤ベルトの正しい巻き方を試してみたけどやっぱり痛くて歩けなくなりそうという方は簡単な体操などに取り組んでみると痛みが軽減するかもしれません。
その訳は骨盤ベルトで長い時間同じ場所を締め付けていると、
ずっと巻いている状態だとストレスもかかりますし、巻いて歩くと痛みを感じる方は筋肉が凝り固まっている恐れもあります。
そうならない為に、次の3つの簡単な体操を紹介します。
- 骨盤ゆらゆら体操(腰の筋肉をほぐす)
- 二の腕タオルエクササイズ(上半身を柔軟にする)
- 壁足パカ体操(下半身を鍛える)
骨盤ゆらゆら体操(腰の筋肉をほぐす)
- 仰向けに寝て、両足の親指との間を肩幅程度に開けます。
- 足を左右にゆらゆらとゆっくり揺らします。この時に、足の裏はしっかり床につけてください。

出来る範囲で良いので、右左に交互に足を傾けます。往復10回くらい続けます。産後間もない体には、無理は禁物です。自分の体調に合わせて行いましょう。
二の腕タオルエクササイズ(上半身を柔軟にする)
姿勢が悪いと筋肉のバランスが崩れて肩や腰に負担がかかり痛みなどが出やすい状態になってしまいます。
肩こりや腰痛などの症状を防ぐためには、上半身を柔軟にする体操を生活の中に取り入れるようにしましょう。
下のイラストにあるエクササイズなどは、時間も場所も取らず、タオル一本でできますのでおススメです。
二の腕タオルエクササイズ
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背中側でタオルを上下に引っ張ることで、肩甲骨の周りの筋肉のストレッチができます。
エクササイズをするとともに、背筋を伸ばした姿勢を意識する事で肩こり腰痛の予防や、痛みの減少に繋がりますよ。
壁足パカ体操(下半身を鍛える)
妊娠、出産で緩んだ骨盤を整えるには、骨盤ベルトを着ける以外にも骨盤を支える筋肉を鍛える事も大切です。
でも下半身を鍛える為には、ハードな運動をしなければいけないのでは?と不安になっていませんか?
そんなに心配しなくても大丈夫です!
最初は簡単に取り組める簡単な体操から気軽に始めてみましょう。
壁足パカ体操のやり方
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足パカ体操で足を動かすのがツライ時は、ただ壁に掛けた両足を左右に揺らすだけでも、血行が良くなり足のむくみが解消しやすくなります。
別のアイテムも試してみる
「骨盤ベルトを巻くと痛くて歩けないなんて最悪!」
【他になにかいい方法はないのかしら?』
そんな事を考えているあなたに朗報です!
骨盤ベルトとは別のアイテム、加圧ガードルがあります。
この商品はなんと下着とガードルが一緒になっているから数秒でセットできます。
簡単な上に下着だから24時間いつでも骨盤のケアをしてくれます。
あなたが本気で産後の身体のケアを考えているなら、もっと手軽で確実な方法を選ぶべきです。
そしてこの加圧ガードルは、今のあなたにピッタリの商品です。
【今すぐ解決】骨盤ベルトを巻いて歩くと痛い…そんな時は加圧ガードルがおすすめ!

骨盤ベルトでの『痛くて歩けない』『腰に違和感がある』
それでも産後のスタイルが不満でなんとかしたいあなたにおすすめなのが加圧ガードルです。
悪夢のようなぽっこりお腹が履くだけでスッキリ!
- 今すぐこのお腹をなんとかしないと耐えられないのに骨盤ベルトが自分に合わない!
- 地味なエクササイズを毎日続けるなんてそんなのすぐ飽きちゃう!
産後の体型へのお悩みも骨盤ケアを一気に解決!
無理せずに長く続けるんだったら、楽ちんなのが一番ですよね。
加圧ガードルを有効活用して、自分の時間を楽みながらくびれたウエストも手に入ったら嬉しいですね。世の中のママさんがイキイキと毎日輝いて育児ができるよう応援しています。