ニキビ跡やニキビに悩まされる女性は多いですよね。特にニキビ跡になると気になっておしゃれも恋愛も積極的にいけない人が大勢いらっしゃいます。
ニキビ跡は適切な対処をしないと治るのが難しい場合があります。クレーターができてからため息をついたり、好きな人から「ごめん。無理」なんて悲しい言葉を聞く前に、ツルツル美肌を手に入れませんか?
今回はニキビを治す方法からツルツル美肌を手にいる方法3選をお届けします。
最後までご覧ください。
でも、適切なケアをすれば大丈夫です。一緒に原因と解決法を見ていきましょう。
【原因】ニキビ跡は3種類。なぜできる?
鏡を見る度にニキビを見て、跡を見つけてしまうとテンション下がりますよね。
対処法を知るには原因をはっきりさせることが大事です。
ニキビ跡は主に3種類あることをご存知ですか?
- シミのようなニキビ跡(色素沈着)
- 赤みのあるニキビ跡
- 凸凹のクレーターニキビ跡
それぞれが、どのようにしてできてしまうのか確認しましょう。
シミのようなニキビ跡(色素沈着)の原因
主な原因はメラニンの沈着です。「炎症後色素沈着」といい、ニキビなど肌が傷ついている時に、肌を守るためにメラニンが過剰に分泌されます。それが紫外線など外部刺激があたる事によって、肌の奥にメラニン色素が残り茶色い色素沈着になってしまうのです。
赤みのあるニキビ跡の原因
赤みの原因は毛細血管に滞ってしまった血液の色と言えます。炎症の程度が強かったり、何度も繰り返すと肌の修正をするために毛細血管が増えていくのです。
正常な肌の場合、ターンオーバーで新しい皮膚ができていくのですが、肌の生まれ変わりがうまくいかなかったがために、薄い皮膚から毛細血管が増えたことで赤みが目立つのです。そのため、時間がたって本来の皮膚ができれば目立たなくなっていきます。
凸凹のクレーターニキビ跡
ニキビが気になって指で出してしまったことありませんか?
凸凹の原因は、肌の表面ではなく深層で起きたダメージによるものです。表皮でのダメージは回復がみられますが、真皮でのダメージでクレーターができてしまうと、自宅での修復は難しいと言われています。
【対処法】ニキビ跡の女は嫌!ニキビ跡ができた時の対処法は?

ニキビ跡はいつの間にかできるけれど、それには必ずニキビという前段階がありますよね。
ニキビ跡に困っている人は、新しいニキビにも困っていることが多いです。
ニキビといっても、できてから数段階に分けて悪化していきます。
ニキビが出来る原因として「不潔」だと考える方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、清潔に保っていても思春期や生理などのホルモンバランスや、ストレスや身体の不調など原因は様々です。つい気になって触ってしまったり、清潔にしようと過剰に洗ったことで悪化することもあります。
ニキビ跡のケアは、できているニキビにも対処法として効果があります。
ご自身のできやすいニキビ跡に応じて正しい対処法を実践していきましょう。
- ニキビ跡『色素沈着』の対処法
- ニキビ跡『赤み』の対処法
- ニキビ跡『凸凹クレーター』の対処法
ニキビ跡『色素沈着』の対処法
肌を守るために過剰に分泌されたメラニン色素が、排出されずに溜まっておきる『色素沈着』には、肌のターンオーバーを促進することが重要です。
ターンオーバーにかかる日数は約1ヶ月です。肌の奥で新しい皮膚が形成され、表面に向かって少しずつ上がっていきます。古い皮膚が剥がれ落ち新しい皮膚に生まれ変われば、色素沈着の跡が目立たなくなっていきます。
また、ビタミンCは皮脂を抑制する効果があります。サプリメントの他にビタミンCが豊富なパプリカやブロッコリーを上手に取り入れることができるといいですね。
さらに、夏だけでなく一年中紫外線は降り注いでいます。肌の傷は紫外線を浴びると跡が残りやすくなります。日焼け止めを日常習慣として使えると色素沈着を予防することにもつながるので、ちょっとひと手間ですが、積極的に取りいれていきましょう。
ニキビ跡『赤み』の対処法
赤みは毛細血管が増えて表面に見える状態になっています。
対処法としては、毛細血管を減らしていくことと保湿をしっかり行うことです。血管を減らすためには、ニキビをしっかり治して炎症させないことが重要となります。そのために洗顔と保湿が必要となります。
保湿は、赤みを抑えるビタミンC配合のローションを選び、続けることが大事です。ビタミンCは皮脂を抑える効果とコラーゲンを生成するのにかかせない成分です。
また、色素沈着と同様に『ターンオーバー』が活性化されると、新しい皮膚が表面に現われ赤みがなくなっていきます。
ニキビ跡『凸凹クレーター』の対処法
黄ニキビを潰して肌の深層を傷つけてしまうと、炎症を増悪させてしまいクレーター状に凹んだ傷痕になってしまいます。まずは、傷をつけないよう【潰さない】ことが大事です。
クレーターは皮膚のコラーゲンが減少して凹んでしまった状態です。そのため、自宅でのケアは不可能です。
クリニックでのケアは、主にコラーゲンを増生を促進させるフラクショナルレーザーや、一時的に極小の穴を開け自然治癒を促すダーマペンなどがあります。
ターンオーバーを活性化するために…
- 夜の睡眠時間は7時間以上確保する=成長ホルモンが分泌されます
- バランスの取れた食事をする=身体の内側から肌質を整えます
- 適度な運動をする=皮脂や老廃物の排出を促します
夜の睡眠時間は7時間以上確保する=成長ホルモンが分泌されます
睡眠中に分泌される成長ホルモンは、肌細胞への影響も大きくかかわってきます。よく22時~2時がゴールデンタイムと言われていましたが、睡眠から約3~4時間後が成長ホルモンの分泌が高くなることが分かりました。そのため、たとえ23時に寝ても6時に起きるなど7時間以上寝ることが質の高い睡眠を取るために大切なのです。
バランスの取れた食事をする=身体の内側から肌質を整えます
主食・主菜・副菜でバランスを取れた食事をすることが肌を整える基本となります。特に肌のターンオーバーを維持したり、ホルモンバランスを整えるには必要な栄養素があるので、それらを意識した食材を取り入れるといいでしょう。
ビタミン類 | 豚肉・たまご・大豆/かんきつ類・小松菜/大根・ツナ缶など |
鉄分 | 高野豆腐・ひじき・あさり・まぐろの赤身 |
タンパク質 | 肉類・魚類・大豆類・乳製品 |
日常的に取り入れやすい食材を記載いたしました。美肌のために食べていきたいですね。
適度な運動をする=皮脂や老廃物の排出を促します
ウォーキングやフラフープなど、有酸素運動は血液の流れをよくし、酸素と栄養を身体の隅々まで十分に届けることができるようになります。また、発汗により角質がやわらかくなることで老廃物の排出がスムーズに行われるようになります。
さらに、適度な運動は質の良い睡眠にもつながります。1日20分のウォーキングなどできそうなところから取り入れていけるといいですね。
ですが、短い時間で解決したいなら、クレンジングバームがおすすめですよ。
【根本解決】ニキビ跡もクレンジングバームでキレイにしていこう!

クレンジングバームが万能なのは多くの人が知るようになってきました。
ニキビや肌の状態によって選べば、有効な成分で肌をきれいに整えていってくれます。では、どのようなものを選べばいいか下記を参考にしてみてください。
白ニキビなど初期段階 | 「抗菌効果のある成分」が配合されたものを選ぶ |
炎症が起きた赤・黄ニキビ | 「抗炎症成分」の配合されたものを選ぶ |
ニキビ跡(赤み・色素沈着) | 「抗酸化作用」の配合されたもの、また、汚れや皮脂予防のための保湿が高いものを優先して選ぶ |
主な「抗菌効果のある成分」
- ラベンダー花エキス…ニキビを防いでくれる効果があります。
主な「抗炎症成分」の成分
- グリチルリチン酸ジカリウム…炎症を抑えて肌コンディションを整えてくれます。
主な「抗酸化作用」の成分
- ツボクサエキス…炎症後の色素沈着を抑制する効果があります。
- ひまわり種子油…肌を健康に保ちます
こちらにあげたのは一例です。
他にもオイリー肌用・乾燥肌用・敏感肌用と選ぶ基準は自身の肌にあったものを見つけるようにしましょう。ニキビがあるからではなく、ニキビを治してニキビ跡のケアもしていけばツルツル美肌になって、内面の自信が顔にも表れるようになります。
また、顔がキレイになったことで、内面の自信につながることもあります。今から変えていけば数か月後、半年後ワクワクしながら鏡を見れるようになるのが楽しみですね。